原因
胃潰瘍の原因
胃潰瘍は、胃液によって粘膜が消化されておこります。なぜ胃液によって粘膜が消化されてしまうのかのは解明されていない部分もありますが、主にヘリコバクター・ピロリ菌の感染やストレスなどによる自律神経の乱れといったことが重なって胃に潰瘍ができるといわれています。
ヘリコバクター・ピロリ菌
ヘリコバクター・ピロリ菌(以下ピロリ菌)に感染すると、胃の粘膜に炎症がおこって潰瘍ができます。これは、ピロリ菌が尿素を分解してつくりだすアンモニアが直接胃壁を傷めてしまうからです。
また、ピロリ菌に感染することで、免疫反応がおこります。そのために白血球のはたらきが活発になるので有害な活性酸素が胃粘膜を傷めてしまいます。
胃潰瘍患者の60%~80%にピロリ菌が確認されているようです。
自律神経の働きの乱れ
胃は自律神経にコントロールされています。その自律神経がなんらかの原因により働きが乱れると、消化液と粘膜を保護する粘膜のバランスがくずれ、消化液中の物質が粘膜を傷つけて潰瘍ができます。
自律神経の働きを乱す原因には、以下のようなものがあります。
- 過労などの精神的なストレス
- 脳、肝臓、すい臓などの全身に影響のある慢性の病気
- 解熱消炎鎮痛薬、降圧薬、ステロイドの服用によるホルモンや神経の働きの乱れ
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