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胃潰瘍とは

胃潰瘍ってどんな病気?

胃

胃潰瘍は、胃の粘膜や皮膚がただれたり、はがれたりする症状のことをいいます。障害や刺激、炎症、ストレス、ピロリ菌の感染などが原因としておこるといわれています。症状の特徴として、主に「みぞおちの鈍い痛み」「過酸症状」「出血」があります。

通常は、薬の服用や食事の改善で症状は治まりますが、重症の場合は手術が必要な場合もあります。

胃潰瘍が起こるメカニズム


食物を消化するために、胃は粘膜から胃液が分泌します。胃液には、強い酸性で殺菌力のある塩酸や消化酵素の吸収に必要な成分などが含まれています。本来は、この消化力のある胃液が自分自身の粘膜を傷つけ、消化してしまわないように、胃の粘膜からさまざまな物質を分泌し、胃液から胃の粘膜を守っています。

しかし、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染すると、胃の粘膜に炎症が起こり、潰瘍ができてしまいます。また、ストレスなどが原因で自律神経のはたらきが乱れると、自律神経にコントロールされている胃が影響を受けて、消化液と粘膜を保護する粘液のバランスが崩れ、胃の粘膜を傷つけて潰瘍ができます。

潰瘍の深さ特徴

潰瘍の進み方は、一般的に6段階で判定されています。以下の分類のうち、Ⅱ度の段階までの潰瘍は比較的簡単に治り、治ったあとのひきつれなどもないようです。しかし、ⅢからⅣ度まで進行すると潰瘍が治りにくく、治ったあとも引きつれなどが起こり、再発しやすくなります。さらに、穿痛性潰瘍や穿孔性潰瘍まで至ると潰瘍が胃壁を突き破って急性腹膜炎を起こしたり、周囲の臓器に悪影響を与えます。胃壁に穴があいた場合は早急に入院し、手術する必要があります。
なお、胃の壁は内部から粘膜、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、漿膜といった順に組織が構成されています。

分類 特徴
潰瘍Ⅰ 粘膜のみが彫られた浅いもの。びらん
潰瘍Ⅱ 粘膜下層まで掘られた浅い潰瘍。
潰瘍Ⅲ 固有筋層まで掘られた潰瘍。
潰瘍Ⅳ 固有筋層を完全に断裂し、漿膜まで達しているもの。
穿痛 潰瘍が漿膜を貫通しているが、他の臓器にふさがれている。
穿孔 潰瘍が漿膜を貫通し、胃の内容物が腹腔内に流出している。
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